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三年前、慢性硬膜下血腫で私は手術をした。
頭が割れるように痛くなり、寝ることも立つこともできない。
当初は風邪だと思い、内科に行き風邪薬を処方されたが、いっこうによくなる気配がない。
職場の近くに脳神経外科ができたことを思いだし、軽い気持ちで受診したところMRIで病気が発覚。
その日のうちに、大きな病院を紹介され、手術。
生まれて初めての手術、入院という時間の流れがあまりにも早かったのを思い出す。

三年前の5月7日の事だった。

それから、二年の月日が経ち、昨年、父が胃がんの手術を行った。
酒もたばこもやらない父だったが、かなりステージは進んでおり、胃の全摘出および脾臓と胆嚢の切除という術式だった。当初、術後の心配をしたが、さすがに半年は、辛い日々が続いたようだった。
そんな父も、先日の地区の運動会では、なんと100Mの障害走で1位になったらしい。
昔、力仕事をして体力があるのだとつくづく思った。
私なら、絶対に無理だろう。
食欲もあり、胃がないのにも関わらず、私よりも食欲がある。新しく胃が再生されたかと思うほど。

そんな日々から1年が過ぎ、父も元気になった。

ところが、我が家の悲劇はそこでは終わらなかった。
春に健康診断を受けた母が今度は乳がんで手術しなければならなくなった。

どうして?????

頭をよぎったのはこの言葉だけ。
今日も検査のため病院に行ってきたのだが、肺活量もあり、そのほかの部分はいたって健康らしい。

どうして人は癌になるのだろう??

しかし、そんな家族の思いをよそに、母は以前と変わらぬ表情で生活し家事を行い、庭の花に水をあげていた。

父の時も思ったが、どうしてこんなに強いのか・・・・。
精神力が並大抵ではない。我が両親ながら、全くの予想外。
バタバタしてるのは、まわり。

幸いにも母の乳がんは、初期の段階らしい。
でも乳房の全切除になるということだった。みんなが健康で安心して過ごせることは当たり前のことではないのだということを、ここ数年で嫌と言うほど感じた。

それでも、前を向いて歩こう。今の自分を失わずに。
そう、行動で語る両親には頭が下がる。
人は、その人の行動を見て感じるのだという格言は、現実と向き合ったときにはじめて実感するものだ。

6月は、どんな月になるのだろう。
まだ予想もできないが、一つ言えるのは、希望を失わないということだろうか。
今日が終われば、また明日がやってくる。そして次の日も。
時間の流れは止まることはないのだから、自分も止まって入られない。
明日を見ていこうと改めて感じた今日という一日だった。
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