東北地方の予備校生が逮捕された事件が大々的に報道されている。
ネット上やテレビでは、賛否両論あるようだ。
あるテレビを見ていてびっくりしたのは、
「中国ではこんなグッズもあります!」
という報道。何か一方通行的な報道には違和感を覚えました。
さて、今回の事件。
受験ということはさておき、色々な形でカンニングは行われているのだと思います。もちろんすべての学生という意味ではありません。
小さい紙に書いて手のひらに忍ばせておいたりとか。
でも、もしそれが見つかったとしても逮捕はされませんねきっと。
今回逮捕されたのは、社会的な影響を考えてこのことでしょう。
形は違いますがネットという媒体を使ったこのような事件は模倣犯を生む可能性も否定できません。
用意周到に考えていたのであれば、誰もが見るようなサイトに投稿はしないだろうという予測あるとは思いますが、私は逆の意見です。
簡単にネットにつながるという今の社会の現実と、サイトにアップすることでどうなるかなど全く予想もしなかった・・・言葉を換えれば「知らなかった」・・・と言った方が正しいと思うのです。
ネットモラルとよくいいますが、学校の先生でさえ今のネットの現状を知らない方が多いことでしょう。
スピードが速いですから。ですが、そこは子供にとっては興味のあること。
学校側は知らなかった・・・予想もできなかった・・・とはいえないはず。
責任転換ですねそれは。教えるべき内容をしっかりおさえるべきです。学年が上がれば当然興味も高くなるわけです。
ネットサーフィンしてると、ある高校の部活動のサイトでは実名でブログがアップされていました。
学校側は認識しているのでしょうか?子供たちは危険性を全く認知していません。
便利性と危険性は表裏一体。
日本の報道にも問題がありますね。ある局の報道はまさに弱いものいじめ的にうつりました。
ネットの中での会話を見ていると本音で確信に触れているものが多くあります。
今回の事件を起こした受験生を庇護する気はないですが、表に出ないか出たかの差だけです。
19歳という年齢を考えれば、自分の犯したことはどういうことなのかをしっかり受け止める必要があるでしょう。
そして一番考えるべきは、大人でしょうね。子供のせいだけにはしないでほしものです。