ふと祖母を思い出し～

今日の夕飯はお袋が作った、沖ぎすのつみれ汁。これがまた出汁がきいていて美味しいわけです。
お袋が言うには、この沖ぎすもスーパーにあるときとないときがあるとかで、本当は今日は納豆汁にする予定だったのに、変更にしたとか。

さて、夕飯時。

「やっぱり、つみれ汁は美味しいね・・・。出汁がきいているから何杯でもいける！」

「そういえば、婆ちゃんが、天ぷらでつみれを揚げていたわね」

お袋のその言葉に、忘れていた過去がよみがえってきたのでした。
そうだそうだ、あの時婆ちゃん、よく天ぷら油であげていたっけなあ～。でもどんな味だったのかは・・・。
確か・・・・ニンジンとかも入れていたような・・・・・これも記憶がさだかではありません。

祖母は、ずっと家にいて私たち兄弟の面倒を一手にみていました。もともと子ども好きだったのでしょう、それは祖父も同じですが・・・夕飯はだいたいは祖母が作ってくれていましたね。
でも・・・・・・・・料理と言っても、大皿に一品！！みたいな感じ（笑）。さすがに育ち盛りだった頃の私や弟は食欲がわかないわけです。お袋が帰って来るのを持って夕飯。お袋は働いていたので、30分クッキングの世界でした。よくよく考えてみると・・・というか料理を見れば分かる話ですが、ようはお総菜を買ってきていたわけです。忙しかったでしょうからね～。それはしょうがない、しょうがない。

ふと、こうやって家族の会話の中から、忘れていた記憶が戻ってくると懐かしくなるものですね。
子どもながらに感じていたことは、今となっては、なるほどとうなずけることばかりです。これも親になったから言えることなのでしょうきっと。明日は納豆汁かなあ～♪