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私の母は書道を趣味でやっているのですが、毎年県展や市の美術展にも作品を応募しているのだそうです。
子育ても終わり、もう70近くになろうかという母ではありますが、生き甲斐を見つけて頑張っているのは素晴らしいと。

どちらかというと芸術系?になろうかとは思うのですが、先日こんな話があったのです。

全く知らないお寺の住職さんから電話があり、3年前に出品していた書をどうしても欲しいという方がいらっしゃるので譲ってもらえないかというものでした。
母は、まさか自分が書いた書ではないだろうと話をしたそうなのですが、間違いないと言われたらしいです。

うちの母の書を譲って欲しいと思っていた方は美容師の方だったようです。今年75歳。
3年前に、出品されている書を見て、何か心を打つものがあったようで、受付の方に誰の者かを尋ねるも全く分からなかったということでした。
それでも、どうしてもその書の事が頭から離れず、3年間ずっと探していたというのです。

一昨日でしょうか。その方が見えられたようですが、母の書を受け取り

「これで、ゆっくり眠れます。」

と、ほっとしたような、それでいて何かを感じ取るような表情をなさっていたということでした。

3年間も思ってもらった、母の書とは??
本物はその方に譲ったのでなかったのですが、写真で見せてもらいました。
多分・・・字の形と書の内容が、自分の中の何かが共鳴したのでしょうね。
映画のような話で、家族一同、ちょっと感慨深いものを感じました。
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素敵なお話ですね。そして、お母様の作品は、とても魅力的だったのでしょう。譲って頂けた方は、願いが叶い、きっととても幸せな気持ちだったでしょうね。いいお話で心が洗われました。
Posted by at 2009.11.12 23:51
Edit
返信遅くなりました!母の書が魅力的かどうかは不明ですが(笑)。でも自分の何かが他の人の何に影響を与えたことを喜んでいるようですね♪ライブも同じだったりします~。
2009/11/15
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