Doraemon No Uta

ローマ字で書くとこんな感じになりますが、ようは「ドラえもん」なわけです。
小曽根真さんのアルバムの中に納められているラテン調の曲。

ドラえもんも、まさかこんな感じになるとは思ってはいなかったでしょうね。
最近、朝通勤するときに聞いているのはこの曲。とっても元気が出る曲にアレンジされています。
ドラマーのクラレンス・ペンのドラミングは、さすがです。このドラムはまねできない・・・・。

しかし、この曲を聴いていつも思うのですが、アレンジャーの小曽根さんの自己満足に終わっていないような気がするのです。ドラえもんを知ってる私たち世代が聞いても違和感がない。
ピアノやベースのソロも、何とも言えない説得力があります。
きっと、ベースやドラムはアニメを見たことはないのだと思うのですが、夢を壊さないソロの展開ってすごすぎます・・・。

小曽根さんのピアノソロは、四次元ポケットのように、いろいろなフレーズが出てくるのですが、とても魅力的。
テクニックだけではない感性の素晴らしさには脱帽ですね。才能とは素晴らしい・・・・・・・・・・・・。
ラストテーマに近づくにつれ、曲のクライマックスが近づいてくるのが分かります。映画を見ているような感覚にさえ思える展開からラストへ。
エンディングはドラムソロなのですが、いつまでも鳴りやまない奇想天外なリズムの連続・・それがフェードアウトしてしまうんですね・・・。ドラえもんはまだまだ続きますよ～みたいな感じ感じでしょうか～。

現在放映されているドラえもんは主題歌が変わってしまっていますが、みんなに愛され続けたもともとの曲やイメージはこんな風に解釈されるのかと思ってしまうほどです。機会があったら是非聞いてみてください。
私は多分、生でこの曲の演奏を聞いたことがあるはず・・？？天童に数年前に来たことがありましたからね。そのときに、クラレンス・ペンさんからサインを頂いたものが今でも残っています。