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JAZZの話題から日常的な話題まで・・・基本的にはジャズなのですが♪
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小学校に入学したのは何年前でしょうか。
私が通っていた学校は、祖父も父も入った学校。
もちろん当時の姿そのままというわけではないが、火事があったりしながらも、その存在感は大きいものだった。

1年生の時。
隣の席に座ったのは、郡山から引っ越してきたという女の子。何故か彼女とは気があった。
馬鹿な話ばかりしたような記憶がある。

2年生の時。
私の今に繋がる恩師と出会う。

3年生から6年生。
ほとんど記憶なしww。

高校入学の時には、隣に座った女の子の受験番号を聞いてびっくり。
私は89番で彼女は49番。・・・「四苦八苦」・・。

今振り返ると、いろんな事が思い出されるが、よく考えてみると面白いのだ。

世の中は「偶然」という時空列の中に存在していると思えてならない。
私が小学生の時に隣に座った女の子は私が今住んでいるところで生まれなければ出逢っていなかったはずなのだ。
同じように彼女もこの地域で生まれていなければ私と出会っていない。
もっと言えば、私や彼女の両親が結婚して、この地に住んでいなければ・・・ということになる。
そう考えると、私の周りにいるすべての人間の存在は「偶然」ということになるのではないか。

人間というのはだから面白い。
この「偶然」という事象が毎日、無意識に自分の前にやってくるのだから。

この「偶然性」が「必然性」を生むことになることに、どれだけの人が気づいているだろうか。
「必然性」とは、人間が生み出した「心の繋がり」。

その人を見ると・・または一緒にいると、言葉にならないような感情が泉のようにわき出てくることがある。
その時に「この人と一緒にいたい」と感じたり、「この人と出逢ってよかった」と感じる。
その時は「偶然」だと思うが、人間というのは、その時の自分を定義づけてしまうことがあるのだ。
そうすることで、自分を納得させることができるから・・・いや、勇気や愛を感じることが出来るからと言った方がいいかもしれない。

「偶然性」は常にプラス的な要素をもたらすとは限らないこともつけたしておこう。
それでも、そのときの自分を否定しないこと。
なぜって・・・それは、それ以上のことは出来なかったはずだから。

さて

人が生きていくということは、この繰り返しでしかないと思う。
その中に、自分だけにしか見えない輝きがきっとある。

今日
全く知らないおばあさんと出会った。
私も知らないし、おばあさんも私のことは知らない。

「孫がね、私にくれたんだよこれ。・・・子供の笑顔っていいね。お兄さん子供いる?」

おばあさんの顔には、「幸せ」という言葉以上の笑顔があった。

人間っていいものだ。
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blogが更新されてホッとしました。毎日忙しく、なかなか見る機会はないのですが、時々のぞいていた一人なので・・・・・前回と今回の内容も共感?共鳴?するものがあるし、偶然が必然になんて感じるところがあります。
人間やってると、いろんなことにぶつかって・・・つらいときは何も感じなければ楽になるのにと思いますが、一人でもいい・・・・一人でいいから思いを受け止めてくれる人がいたら、また生きていけますね。
Posted by at 2010.08.17 17:50
Edit
そうですね。受け止めてくれる人というのはとても大切だと思います。それこそ、「沢山の出逢いの中で、出逢ってよかった」と思える人は、そんなにはいないかもしれません。ですが、「明日のこと(未来)だけを気にしていると、せっかくの今日(今)を台無しにしてしまいます。」今を精一杯生きていればいいのです・・というか、そう思います私は。受け止めてくれる方がいらっしゃるようですので、後は自分らしく~ですね。コメントありがとうございました。
2010/08/17
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